あなたは大丈夫?その問題、幼少期の親子関係が影響しているかも

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(photo by DerrickT on GATAG)

エグゼクティブコーチングをしていると、目の前に現れる問題や課題の根っこを探っていくと、パートナーシップ(人間関係)や家族の問題があることが、とても多いです。

特に、幼少の頃の両親との関係性や、どんな言葉や対応をされたかは、驚くほど、大人になった私たちにも大きな影響を与えています。

また、親から無意識に引き継いでいるコミュニケーションパターンも多くあります。

【ハーバード大学「人生で幸福度に一番影響を与えるのは、幼少期の両親との人間関係】の記事など、幼少期の親子関係が、人生に大きな影響を与えることが脳の研究からも分かるようになってきました。

その問題、幼少期の親子関係が影響しているかも

愛されていないと感じた

親が何気なく行った言動が、子どもを傷つけていることがあります。

両親の関係が冷め切っている状況も、子どもにとっては、何が愛情なのかがわからなくなります。

家庭の中に安心感がないと、「見捨てられるのではないかという不安」につながります。

その不安が、人を信じられない、傷つくことを必要以上に恐れる、自分を信じられなくなり、その根本的なところが、仕事、パートナーシップ、経済などさまざまなところに影響を与えます。

いつも比較されていた

「お兄ちゃんでしょ」「おねえちゃんは○○なのに」と、誰かと比較される言葉をかけられることが多いと、評価、判断が他人軸になります。

いつも誰かと比べる人は、いつも満たされない心の状態にあります。

日本の教育自体が、総体的な評価をされることが多いため、家庭の中くらいは、まるごと愛しているよと、身体全身で表現することが大事です。

過去のことを変えることは、できません。

ただ、過去の「捉え方」を変えることは、できます。

あなたの中の物語が変わったとき、これから描く物語が変わります。

そして、大人になったいま、自分の言動が子ども達に与える大きさを自覚して、接していく必要があると感じています。

今日は、最後に私の大好きな詩をひとつ、ご紹介したいと思います。

「子は親の鏡」

けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる

とげとげした家庭で育つと、子どもは、乱暴になる

不安な気持ちで育てると、子どもも不安になる

「かわいそうな子だ」と言って育てると、子どもは、みじめな気持ちになる

子どもを馬鹿にすると、引っ込み思案な子になる

親が他人を羨んでばかりいると、子どもも人を羨むようになる

叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう

励ましてあげれば、子どもは、自信をもつようになる

広い心で接すれば、キレる子にはならない

誉めてあげれば、子どもは、明るい子に育つ

愛してあげれば、子どもは、人を愛することを学ぶ

認めてあげれば、子どもは、自分が好きになる

見つめてあげれば、子どもは、頑張り屋になる

分かち合うことを教えれば、子どもは、思いやりを学ぶ

親が正直であれば、子どもは、正直であることの大切さを学ぶ

子どもに公平であれば、子どもは、正義感のある子に育つ

やさしく、思いやりを持って育てれば、子どもは、やさしい子に育つ

守ってあげれば、子どもは、強い子に育つ

和気あいあいとした家庭で育てば、子どもは、この世の中はいいところだと思えるようになる

(ドロシー・ロー・ノルト)

いつまでも古い物語にしばられず、自分の本当にありたい姿を描くことができます。

そして、あなたが受け継ぎたいものだけを選び、子ども達へ繋いでいくことが可能なのです。

親子のコミュニケーションを学びたい方は、マザーズコーチングスクールがおすすめです。

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◆参考元
HEYAZINE / ハーバード大学「人生で幸福度に一番影響を与えるのは、幼少期の両親との人間関係

◆参考文献
子どもが育つ魔法の言葉 / ドロシー・ロー ノルト (著), レイチャル ハリス (著)
幸福優位7つの法則 仕事も人生も充実させるハーバード式最新成功理論 / ショーン・エイカー (著)

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