すべての人間関係に使える!あなたの愛を伝える5つの言語

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(photo by Scarleth White on GATAG)

あなたの愛情表現、ちゃんと相手に伝わっていますか?

夫婦、恋人に限らず、親子、職場の仲間、どんな間柄でも、あなたが誰かを大事だとおもい、伝えているつもりでも、「相手に伝わっていない」ということ、ありませんか?

それは、あなたと相手の言語パターンが違うのかもしれません。

結婚カウンセラーのゲーリーチャップマン氏の「愛を伝える5つの方法」では、私たちの母国語が違うように、愛を伝える言語パターンに違いがあること紹介しています。

たまたま同じ言語パターンであれば、お互いの愛情表現を分かり合うことができますが、違う言語パターンだと、相手の言葉を理解しないと伝わることができません。

愛を伝える5つの言語が、パートナー間ではもちろん、職場や親子間でも活用できるので、ご紹介します。

すべての人間関係に使える!愛を伝える5つの言語

①肯定的な言葉(Words of affirmation)

相手が嬉しくなるようなポジティブな言葉をかけることで、愛を表現します。

愛情表現はもちろん、感謝や励まし、褒めることも、肯定的な言葉です。

◆夫婦・パートナー
「大好きだよ」「愛してる」という言葉を、照れくさいとしても、直接言葉にして、伝えてみてください。
そのハードルが高い人は、パートナーに感謝していることを、具体的に言葉にして伝えることもおすすめです。

◆職場・チーム
小さなことでも「ありがとう」と感謝の言葉で表現することを忘れないようにしましょう。
感謝の言葉、肯定的な言葉が多いことは、強いチームの特徴でもあります。
また、チームメンバーが、どんなふうにチームに貢献しているのかを、具体的な言葉で伝えていきます。

◆親子
子どもにも、「愛してるよ」と言葉で伝えていきます。
何か結果を出したときに褒めるのではなく、どんなことをしようと愛していることが伝わると、自己肯定感の高い人になります。

②クオリティ・タイム(Quality time)

一緒に上質な時間を過ごすことで、愛を感じます。
相手に丸ごとの注意を注ぎ、同じ時間を共有します。
たとえ一緒にいても、携帯やパソコン、TVなどに注意がいっている状態は、クオリティ・タイムとはいえません。

◆夫婦・パートナー
一緒に散歩する、旅にでかける、お互いの顔を見て、今日あったことを語り合うなど、共に空間と体験を分かち合います。

◆職場・チーム
週に1回は全員でランチをする、社内で部活など部署を超えて、一緒に時間を共有する仕組みをつくる、などもおすすめです。

◆親子
子どもが話をしている時は、相手から視線をそらさず、聴いてるよということを身体全身で現します。
一緒に料理をしたり、公園に遊びにいくことも、日常でできるクォリティ・タイムです。

③贈り物(Receiving gift)

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(photo by ginnerobot on GATAG)

プレゼントをする、されることで、愛を感じます。

高価なものである必要はなく、ちょっとしたお土産や手紙、花なども喜び、愛を感じます。

◆夫婦・パートナー
記念日ではない日常にこそ、ぜひ花やケーキなど、相手が喜ぶものを贈ってみてください。
高価なものでなくても、創意と工夫を重ねた物が、相手に気持ちが伝わります。

◆職場・チーム
コーヒーを差入れしたり、仲間の誕生日にはチームでお祝いするなんていうのも、愛情表現になります。

◆親子
あなたが最近、ご両親やお子さんへ手紙を書いたのは、いつですか?
私の宝物のひとつに、小さい頃、母がわたしに書いてくれた手紙があります。
筆不精な母だったので、感激したことは今でも覚えています。

④サービス行為(Acts of service)

相手を喜ばせたいと願い、相手のために何かをしてあげる行為そのものが、愛情表現です。

このタイプの人は、口下手な人が多く、言葉で伝えるのが苦手な人が多いようです。

◆夫婦・パートナー
お弁当をつくる、マッサージをするなど、相手のために時間をつかい、相手が喜ぶことを自らします。

◆職場・チーム
「何か手伝えることある?」と積極的に声をかけるなど、たとえわずかな気遣いでも、相手にはより良く気持ちが伝わります

◆親子
基本的に、子どもに対して親は、必然的にサービスをしていることが多いかもしれません。
洗濯、掃除、料理、子育てなど、どんなに見返りがなくてもやり続けられるのは、大きな愛があるからこそできることなのかもしれません。

⑤身体的なタッチ(Physical touch)

身体的なタッチで、愛を表現します。
相手の体に触れることは、相手の存在を肯定する意味を持ちます。
友達でも家族でも、ボディタッチが多い人は、「ぬくもり」で愛を伝え、感じています。

◆夫婦・パートナー
手をつなぐ、キス、抱擁など、すべてパートナーに愛を伝えます。
素敵なご夫婦は、必ず、出かける前と帰宅時にキスをするときいて、とても素敵だと感じました。

◆職場・チーム
握手やハイタッチなど、過剰な接触でなくても、ちょっとしたスキンシップで、お互いのコンディションを確認し合うこともできます。

◆親子
手をつなぐこと、頭をなでる、おもいっきり抱きしめる。
子どもが抱っこをしてほしいというときには、おもいっきり抱きしめましょう。

人それぞれに、得意な「愛の一次言語」があります。

あなたの得意な、愛の言語パターンはどれですか?

あなたのパートナーや仲間、家族の得意な、愛の言語パターンはどれですか?

私たちは、ついつい自分の得意な言語で、愛を語ります。

大事なことは、相手に愛が伝わるように届けること。

相手の言語パターンにあわせ、相手の言葉で伝えてみることを、ぜひ試してみてくださいね。

◆参考文献
愛を伝える5つの方法 / ゲーリー チャップマン (著)

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