5倍速く成果を出すリーダーの5つの仕事術(前編)

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先日、農業生産法人 株式会社GRA 代表取締役、特定非営利活動法人GRA 理事長の岩佐大輝さんの講演会に参加させていただきました。

震災後、故郷の宮城県山元町でイチゴの生産をスタートさせ、「食べる宝石」ミガキイチゴスパークリングワイン「ムスー」のヒット商品が生まれるまでのストーリーと想いを聴かせていただきました。

「ミガキイチゴ」は、大手百貨店で一粒1000円で売れている大人気商品です。

ITから農業という全く違う分野で起業した岩佐さんは、次々に新たなチャレンジを続け、今では、南インドでも「農村部の貧困を削減して、自立した豊かな暮らしを実現させたい」とイチゴづくりをスタートさせています。

3年という短い期間の中での成果は、聴いていて10~15年分くらいの内容に感じました。(それ以上にあるかも…)

そんな岩佐さんのお話を聴いて、私ももっとスピード感をもって成果を出していきたいと強く感じました。

特に、私がこれから意識して取り組みたいと感じた5つのポイントをご紹介します。

5倍速く成果を出すリーダーの仕事術とは?

岩佐さんの事業は、市場の成長や統計など客観的な数字データを元にされています。

その上で、どこに投資すべきかを考え、決断したらスピード感をもって実行されていました。

「高い品質のものを再現性もってできるかが【産業】だ」という言葉が、とっても印象的でした。

何よりもずば抜けた行動力と高い志が、岩佐さんの周りに仲間が集まり、短い期間で高い成果を上げているのだと感じます。

①未来の絵を描く

自分たちの目指す未来イメージを絵にすること。

岩佐さんは、未来の姿を1枚の山元町の地図に現していました。

すでにそこで描いたことは、9割以上が実現されているそうです。

私も未来の絵を描くことをしていましたが、もっともっと具体的に描く必要性があると感じました。

また、チームで一緒に未来の絵を描くことで、ビジョンの共有ができ、メンバーそれぞれが考えていることも共有できます。

人はイメージできることは、形になります。

まずは、本当に描きたい未来を1枚の絵にしてみましょう。

②仲間にしたい人に会いにいく

岩佐さんは、様々な人、企業、団体を巻き込んでいく力もありました。

そして、それぞれの得意な領域を活かしています。

自分たちの持っていない強みを、その分野が強い人(時には組織)を仲間にすることで、自分達の思い描く未来を、次々に形にしています。

ここでも、①のように未来図があることで、そこに共鳴する人たちが集まりやすくなり、一緒にその絵を実現したいと夢を描いていくことができます。

「会いたいと思った人には、なんとしてでもアポをとって会いに行く」と笑顔で話ている岩佐さんを見て、情熱をもって人に会いにいく大事さを思い出しました。

③脱ステップ論

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岩佐さんの「脱ステップ論」は、Facebookで3000以上もシェアされていたので、ご覧になった方も多いかもしれません。

→ こちらから全文よめます。
岩佐大樹オフィシャル 旅するように暮らそう!
「ステップ論じゃくて、いきなり世界に飛び出そう!」

一歩一歩課題をクリアしていくステップ論は誠実で、努力家の象徴に聞こえるけれど、想像の域を越えず、結果、成長スピードは遅いものになります。

それよりもチャンスがきたら前のめりで挑戦し、順番なんか気にせず、自分の得たいものに直接手を伸ばそうというのが「脱ステップ論」です。

これは、私たち日本人が犯しやすい間違いの一つだなと感じました。

階段を一つひとつ登る従来の視点からはずれると、やらないいいわけができなくなります。

おもいっきり環境を変えてみる。

未知の世界に、怖いけど飛び込んでみる。

大きなチャレンジこそ、大きな不安がつきものです。

そんなハラハラするようなチャレンジこそ、人生をがらりと変えるものになります。

自分自身の人生を振り返ってみても、恐れを感じるほどの挑戦が今を創ってくれていると感じます。

残り2つは、明日、お送りいたします。お楽しみに!

◆参考元
岩佐大樹オフィシャルHP 「旅するように暮らそう!」

◆参考文献
99%の絶望の中に「1%のチャンス」は実る / 岩佐 大輝(著)

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