ストレッチゴールがあなたの成長を加速させる(前編)

LINEで送る

4d4c3523cdccc549d3c499abf163d4a0_l

先日、クラウドファンディグFAAVOで、宮崎県の魅力を世界へ伝える映像制作のプロジェクトが¥617,000を達成しました。

私がこれまでにクラウドファンディングにチャレンジしたプロジェクトは4つありますが、本当に多くの方のサポートのおかげで、全て達成しています。
振り返ってみると、面白いことに気づきました。

1回目110%(達成33万/目標30万)  
2回目130%(達成325万/目標250万)

3回目176%(達成106万/目標60万) 
4回目154%(達成61万/目標40万)

と、達成率が3回目、4回目はぐんと上がっています。

実は、それまで行っていなかったことを、3回目からは行っているのです。

それが、「ストレッチゴールの設定」です。

ストレッチゴールとは?

直訳すると、「達成できるレベルより少し高めの目標」のことです。

クラウデファンディングでは、すでに達成した目標金額を超えた場合、新たな目標を設定して、さらに魅力的なプロジェクトにする時に使われます。

今回の場合は、締切の7日前に目標の40万円を達成したため、「60万円達成したら、宮崎・台湾で試写会を開催する」というストレッチゴールを設定しました。

本来の目標を達成したら、すぐに次なるゴールを描く「ストレッチゴール」は、クラウドファンディングだけではなく人生にとっても、自分に負荷をかけてより成長させるために使えるなと感じました。

ストレッチゴールを設定することでおきた3つの効果

1.次なる目標に向けて、勢いを加速させて進むことができる

私たちは、ついつい目標を達成すると、気が緩んでしまいがちです。

しかし、簡単に達成した目標は、もしかしすると小さすぎたのかもしれません。

あなたには、もっとやれる大きな可能性を秘めているということです。

現状に甘んじず、次なる目標を設定すると、ブレーキを踏むことなく次なるゴールへ向かうことができます。

今回のプロジェクトも、このストレッチゴールの設定をしたことで、私たちのなかで40万の目標は通過地点に過ぎなくなりました。

最後まで視座を高く持ち続けることができたのは、ストレッチゴールのおかげです。

2.自分を成長させることができる

とはいえ、目標として描いていた地点を達成したときに、喜びもつかの間、さらなる高い目標に挑むことは、正直、しんどい部分もあります。

しかし、実は、そこが最も人を成長させるポイントでもあります。

以前、ジムに通っていた際、パーソナルトレーナーは、私が「もう無理―――!」となってから「はい、あと10回!」と言ってカウントしていました。

この「もう無理!」というぎりぎりの状態になってから負荷をかけることが、一番筋肉がつく瞬間なのです。

小さな筋トレの積み重ねが、気がついた時には、もっと大きな目標にチャレンジできる自分になっていると感じます。

3.枠を超えた発想と行動量が生まれる

想定を超えた目標設定にするということは、自分が簡単に思いつくアイディアや通常の行動量だけでは、到底辿り着くことができません。

必死になって、何ができるかを考えます。

がむしゃらになって、行動します。

恥をかきながら、それでも泥臭く動いていたら、必ず道が開けてきます。

最後まで諦めずに取り組む姿を見て、応援者が現れます。

そのときに初めて、自分の想像をはるかに超えた奇跡が生まれるのです。

奇跡は待っていても訪れません。

やれることをやりきったと心から言えるだけのことをやって、初めて天も味方してくれるのだと感じます。

もちろん私たちだけの頑張りだけで達成するわけもなく、本当に多くの方の協力と支援があったおかげです。ありがとうございます!

人生の中で、ストレッチゴールをうまく使うには、いくつかポイントがありますので、次回はそちらをお伝えします。

◆参考文献
結果は「行動する前」に8割決まる 世界上位2%だけが知っている「達成思考」仕事術 / 金田 博之 (著)
クラウドファンディングで夢をかなえる本 / 板越 ジョージ (著)

���������
LINEで送る