「失敗は成功の母」は本当だった
今日は、尊敬する経営者さんの起業したての頃のストーリーを聴かせていただきました。
約10年前、起業するときの予想と自信とは裏腹に、いきなりクライアントが増えるわけもなく、どんどん貯金が減っていてたこと、そのときに味わった屈辱、そして、そこからの脱却したお話です。
今の彼の姿からは到底考えられないことだったのですが、そんな時代があったことを聴けたことで、人を大きく成長させるのに10年という年月の可能性大きさを感じました。
失敗と挫折なくして成功なし。それはチャレンジした証だから。
10回バットをふって、すべてホームランを打つ人がいないように、チャレンジのすべてがうまくいくわけではありません。
もし、すべてがうまくいくようであれば、その人にとっての目標設定が低すぎるのかもしれません。
失敗することを恐れて、バッターボックスにたつことをしない人生。
小さな成長を喜びながら、何度でもバットを降り続ける人生。
果たして、どちらが成長するでしょうか?
答えを書くまでもないと思います。
大きなダメージになるような失敗は、二度と起こしたくない教訓になる
人は、忘れる生き物でもあります。
「1ヶ月前の今日、あたなが何をしていたか、今、覚えていますか?」
きっと、即答できる人はあまりいないと思います。
では、この質問はどうでしょう?
「あなたの人生で、最も大きな失敗はどんなことですか?」
この問いには、出てくることがあるでしょう。
それくらい強烈な失敗には、大きな学びがあり、成長への大きなエネルギー源にもなります。
クラウドワークスの吉田浩一郎社長が、インタビューに答えていたなかで、印象に残っている部分があります。
とにかく、失敗するにしても、全力でひとつのことに集中して失敗する。その姿勢がとても重要かなと思っています。
ダメージを恐れていてはダメです。大きいダメージを受けなくては人間は学べないので。
だから、熱意の火があるうちに何度でもチャレンジするべきなんです。
それで失敗しても、まだ熱意を持てたならもう一回やればいいわけなんですよ。
打てるようになりたいと思うなら、バットを振れ!
打てるかなと迷ってる暇があるなら、バットを振れ!
自分にとって、未知の領域にもっともっと飛び込んでいこうと感じた夜でした。
◆参考元
現代ビジネス クラウドワークス吉田浩一郎社長
【第2回】「失敗はなるべく早くたくさんして、熱意の火があるうちに何度でもチャレンジすべき」