人間関係の名言:「敵か」それとも「味方」か

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私たちは、誰もが人間関係のなかで生きています。

関係性がいいときには、建設的な話し合いができますが、関係性が悪いと、お互いに助け合おうという思考になりません。
そうなると、相手の責任にしてしまったり、新しいアイディアや行動も生まれにくくなります。

私が見たところ、人生の成功は1割が専門技術で、9割が対人関係である。
(「敵を味方に変える技術」より)

実は、人間関係の質が、人生における様々な問題に影響を与えているのです。

対人関係を向上させるには

元トップセールスマンで、現在は講演家として活躍しているボブ・バーグ氏は、「敵を味方に変え」て、対人関係を向上させ、人生を成功に導くために必要な原理は5つあるといいます。

1 自分の感情をコントロールする
2 お互いの信念の違いを理解する
3 相手のプライドを尊重する
4 適切な雰囲気をつくる
5 共感を示して気配りを心がける

感情的になり、相手にとげとげしい言葉をぶつけることは簡単ですが、相手を傷つけ、関係性が悪くなる一方です。

自分自身もイライラするだけでなく、関係性が悪くなることで、さらに問題が起きることもあります。
そこには、誰一人幸せになる人はいません。

出来事に「反応」的になるのか、「対応」するかでは、大きく結果が変わります。

声を荒げれば、自分の意見がとおるわけではありません。
むしろ、自分の思いを相手に伝わりやすいように伝えるためには、逆効果です。

相手にうけとってもらいやすいように、まずは、一旦相手のことを受け止める。
そのうえで、自分が思っていることを伝えるようにします。

人間関係は、自分の心の移し鏡

人のご縁は、どこでどんなふうに繋がるか分からないものです。
人に嫌われることを恐れる必要はありませんが、不必要なトラブルをわざわざ作る必要はありません。

同じトラブルがおきたときに、相手と敵対して疎遠になってしまうのか、相手を味方につけてファンにしてしまうかは、自分次第なのです。

敵か、それとも味方か。
私が攻撃すれば、敵になる。
私がなんの恐れもいだかず、微笑してみせれば味方になる。
─アラン「人間論」

どっちの人間関係が好きですか?

あなたの周りは、いま、どんな関係性が広がっていますか?

人間関係は、まるで自分の心の移し鏡のようです。
まずは、相手を信じ、尊重するところからスタートしてみましょう。

◆参考元
LifeHacker 敵を味方に変え、対人関係を円滑にする「5つの原理」

◆参考文献
敵を味方に変える技術 / ボブ・バーグ(著)

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