対談:玉利加奈子さん(みやざきアピる隊)
宮崎県の若手職員有志で作られたみやざきアピる隊。
非公式の宮崎PRソングを創って、勝手に宮崎を盛り上げている!と笑うボーカルのキナコちゃん、こと玉利加奈子さん。
一作目の「ゆるゆるみやざきポップ」は、なんとgoogleで急上昇検索ワードで日本一になったほど注目を集めています。
キュートで、くすっと笑えちゃう自虐的なネタもたくさん入っている歌で、聴くととっても元気になります。
直接的な表現ではないんだけれど、ほんとに宮崎を愛しているんだなーと伝わってくるのです。
驚いたのは、このみやざきアピる隊の中には、誰も音楽経験者がいない、ということ!
自分たちでできることは、自分たちでやり、できないことは誰かにお願いしようというスタンスで、すでにたくさんの曲を作成、発表しています。
「頑張れ」とは言いたくない。もうすでに頑張っているから。
「私たちは宮崎が大好きなんです!だからこそ、宮崎に住んで活動している。そこに共鳴してくれる人がいたらいいな~と思っています。
口蹄疫、新燃岳の噴火と続き、東日本大震災を経験して、大変な方々がたくさんいらっしゃる。
そんな方々には、あんまり『頑張れ』と言いたくない。
音楽を聴いた後に、気が少し緩んで、少しほっとして、『明日またがんばろうかな~』と思えるようになったらいいなというのが一番の願い。」と話してくれた玉利さん。
とっても優しくて、力強い願いが込められていました。
もともと編集やコピーライターなど、文字で表現したり伝えていく仕事をしていた玉利さん。
それが、今は歌を通して伝えていく、という全く違う活動も行い、会うたびに進化しています。
人生が川の流れのようなものに例えると、まるで急流のところにいるようです。
その速い流れの中でも、怖れることなく、楽しみながら流れに乗っている彼女の姿は、見ている周りの人たちもどきどき、わくわくさせてくれます。
「頑張る」ことを手放すと、パフォーマンスが上がる!
そんな彼女ですが、振り返ると「過去10年くらいは修行の時期」だったそうです。
千本ノックをしているような、頑張って、鍛えて、鍛えて、自分に厳しく生きたそうです。
自分に鞭を打ちながら振るい立たせてきたけれど、もうこんなに「頑張るってことはできないな~」と感じた彼女は、「頑張る」ことを手放します。
「頑張る」って、なんだかいいことのように思いがちだけれど、「頑なに張る」って書くんですよね。
なんだか眉間に皺をよせて、肩に力が入っている感じです。
しかし、人がピークパフォーマンスを発揮するときは、肩に力が入っているときではなく、肩の力が抜けたリラックスした状態のときです。
「頑張る」ことを手放した彼女は、「自分のところへやってきた話は受ける」という生き方にシフトしました。
続きは、本で!
※現在、「まぁちゃんのEnjoy!MyLife!!」にご出演いただいたゲストの方々のお話をもとに、本を制作中です。完成をお楽しみに!
【Blog】非公式★宮崎PRソング「ゆるゆるみやざき」作ろうプロジェクト進行中