希望の意味を考える。アクティブ・ホープを学んできました

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アクティブホープ2

基本的に前を向いて歩く私ですが、それでも流れてくるニュースや、やってもやっても変わらない(ように見える)現実に、時々、希望を見いだせなくなる時があります。

「どんなことが起きようとも、どんな世界を見ようとも、その環境に左右されるのではなく、いつでも希望をもって生きることができるようになったら、もっと力強く、もっと大事な時間を有意義に使えるのではないだろうか。」

無理やりポジティブに捉えるでもなく、見ないふりをするのでもなく、地に足がついた自分でしっかり前をむいて歩きたいと願い、そんな問いをもって、アクティブ・ホープのワークショップに参加しました。

たくさんの学びがあり、自分の今、やっていることをやり続けたらいいんだと確信できた時間でした。
今日は、3日間の学びを纏めます。

アクティブ・ホープとは?

世界には、たくさんの問題がありますが、それらの根本は、自分との繋がり、周りの人との繋がり、世界との繋がり、自然との繋がりを失ったことにあります。

このアクティブ・ホープでは、「繋がりを取り戻す」ことで、どんなときにも希望をもって生きる叡智を学びました。

環境哲学者のジョアンナ・メイシーさんの「繋がりを取り戻す」ワークを元にしたアクティブ・ホープは、日常の中で使い続けることができる、シンプルだけれども、とてもパワフルなものでした。

ぐるぐるとスパイラル状に進んでいくプロセスには、大きく4つのキーワードがありました。

①感謝からはじめる

私たちの生きている世界では、どんなときにも感謝に溢れています。

ただ、そこに目を向けているか、向けていないかでは、同じ景色でもまったく違って見えます。

今回は、いかに自分が、人の可能性を、そして自分自身の可能性を信じることができていなかったのかを痛感しました。

才能があるから、結果を出すから信じるのではなく、何をしていようとしていなかろうと、ただただ目の前の人を信じ、つながることを体感したとき、私には、人が尊くて、愛おしくて、そして知性に満ちあふれた可能性の塊のように見えました。

人との繋がりを本当の意味で思い出したとき、私は大好きな人のところへ帰って繋がりたい衝動にかられました。

②世界の痛みを大切にする

世界で今起きていることに対して私たちが苦痛を感じるのは 避けられないばかりか、当然のことであり、健全ですらあります。
私たちが痛みを怖れたら、それが私たちの世界に対する 愛から来ていることに気づかないでしょう。
この愛こそが私たちにこの困難を乗り越える力を与えてくれるのです。 (ジョアンナ・メイシー)

私たちは、ついつい痛みを避けたくなったり、見たくないもの見ないようにしてしまうことがあります。

でも、その痛みの奥にこそ、愛があるのです。願いがあるのです。

そこに耳を澄ませると、本当の願いが聴こえてきました。

私の中にも痛みがあり、それは、気づいている痛みもあれば、先日「嫌われる勇気を持つことは、相手も自分も尊重すること」でも書きましたが、自分さえも忘れてしまっていたけれど、細胞は覚えている痛みがありました。

その痛みを恐れずに、向き合うことが、現実の問題に立ち向かう瞬間だと感じました。

③新しい目で観る

どんな観方をするかで、世界は変わって見える。

これは、私自身、とても感じていたことなのですが、無理やり視点を変えなくても、本当に自分の内側から力が沸き起こる観方を、いくつも学ばせていただきました。

特に私がパワフルだと感じたのは、時間軸を変えて観ること。

好奇心旺盛な子どもたちからの質問にはごまかしがきかないように、未来の世代からの質問にも、丁寧に、本気で、言葉を選びながら話す自分がいました。

その時に湧き出てくる新しい観方は、自分の選択を目先のことではなく、本質的な選択をできるようにしてくれました。

④前へ向かって進む

ここまでのプロセスを経て、現実的に動き出さなければ、何も社会は変わりません。

義務感ではなく、希望からの選択、行動を起こすことで、心から願う未来を創りだしていく

私は、今、わたしのやっていることを、こつこつやり続けたらいいのだと確信しました。

たくさんの仲間を信頼し、自分の可能性を信じて、希望をもって生き続け、世の中に溢れるゴミを片付けていくことが、私にとっての社会の課題解決です。

そして、それをいかなるときも楽しく、いかなるチャレンジ、経験も無駄なものはないと受け止めるプラットフォームを創っていくことが、私の役割だと感じました。

文字にすると、とってもシンプルですが、これらをワークをとおして体感すると、まったく違うインパクトがありました。
ぜひ、みなさんも体験してみてください。

とくに、希望をもって未来を描いていく役割のある社会のリーダー、この社会の問題から目をそむけずに解決していきたいと願う人たちにおすすめです。
そして、もし、この世界に希望なんてもてない、と思ってしまうことが目の前に起きている人にとっては、がらりと世界が変わると思います。

榎本英剛さんの大きな愛と、本当の人の可能性を信じる在り方、デビー・ウォレナーさんのチャーミングで、ガイアの声を聴き、魂の声を聴いて生きる姿からも、たくさんの学びがありました。

写真 (6)

ヒデさん、デビーさん、本当にありがとうございました。

そして、日本中から集まってきたユニークな、そして勇気と才能に満ちあふれた仲間と出逢えたことにも心から感謝します。

アクティブ・ホープin宮崎を開催したいと湧き上がってきていますので、こちらの想いも形にしていきます。

またブログでご案内しますので、お楽しみに!

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