自分の能力以上の成果をあげるための3ステップ
人が一人でできることには、限界があります。
個人が得意なこと、好きなこと、やれることには、限りがあります。
ある程度までは、自分一人でやったほうが早いと感じるかもしれません。
しかし、プロジェクトが大きくなったり、自分の知らない世界にチャレンジするとき、到底、一人の力では太刀打ちできないことが起きてきます。
私たち一人ひとりが、自分の能力以上の成果を出していくことが、組織にとって、お客様にとって喜ばれることでもあります。
では、どうしたら、自分の能力以上の成果を出すことができるのでしょうか?
実は、とっても簡単な3ステップがあります。
①自分のアイディアをオープンにして、その道のプロに聴く
自分のやろうとしているアイディア、プロジェクト、困っていることについて、気軽に表現しましょう。
アイディアを盗まれると思って、人に言わずに進める人がいますが、自分が思いつくアイディアは、もうすでに思いついている人はたくさんいます。それを形にするか、しないかの違いです。
やりたいこと、考えていることはどんどんオープンにしていきます。
そして、その道のプロに助言や知恵、更なるアイディアを頂くのです。
「私はこうしようと思っているのですが、さらに良くなるためには何が必要だと思いますか?」と、自分の意見と聴きたいことをはっきりと伝えることが鉄則です。
②アドバイスを素直に受け取り、実行、報告する
教えていただいたことを素直に実践しましょう。
誰もがスタートするときには、何もわからない状態からスタートします。
もし、誰にも聴くことなく自分だけで進んだ場合、数年かけなければ見えない世界を、先に歩いている人はもう見ているのです。
その経験、時間、資金を投じてためたきた知恵は、まさに黄金に知恵です。
その知恵を頂いたことに感謝し、愚直に、素直に実践していきます。
そして、実行してできたこと、できていないこと、気づいたことを報告します。
この途中経過を報告することで、「さらにこうするといいよ!」というアドバイスを頂いたり、成長過程を一緒に喜んで頂けます。
この繰り返しで、自分の能力以上の成果を出すことができます。途中であきらめずに、形になるまでやり続けるのみです。
③結果がでたら「おかげさま」
ここまでくると、自分一人では到底、達成できていないものが生まれます。
一歩ずつ歩み続ける過程で、仲間ができたり、応援者が現れたり、追い風が吹いてきます。
そうして、成果がでたときに、自分だけでやったと驕るのではなく、これまで支えてくださった方々すべての方に「おかげさま」と謙虚に、感謝します。
そんな人のもとには、また更なるチャンスが舞い込んでくるようになります。
実は、このいいところは、自分の可能性だけでなく、相手の可能性も引き出していることです。
まず、頼られることは、人は根本的に嬉しいことです。
必要とされることは、人生の喜びでもあります。
自分のアイディアや応援している人が、さらに成長する姿を見ることも嬉しいうえに、自分の経験、知恵が誰かをとおして世界に貢献していることを感じます。
ただ、誰にアドバイスを求めるかは重要です。
その道のプロであり、人としてのあり方も素晴らしいと、あなたが感じる人に聴くことをおすすめします。
その人との関係性を深めることで、さらに互いに成長できる関係性になることができるでしょう。
実践して、自分の能力以上の成果を出したい!と思った方は、ぜひシェアしてくださいね。