不確実な時代にこそ、試してほしいキャリアの築き方(前編)
私がUターンして宮崎に帰ってくるとき、まさか自分がこんなに地域のことに熱をもってやるようになるとはイメージしていませんでした。
ましてや、地域ウェブメディアを立ち上げるなんて、夢にも思っていませんでした。
当初、パーソナルコーチングで食べていこうと思って独立したのですが、依頼される仕事の大半は企業研修や行政の組織内コミュニケーション、チームビルディングといった案件が多く、パーソナルコーチングは弊社の事業全体の中では、小さい割合です。
思い描いていた、パーソナルコーチ像とはまったく違っていて、そういう意味では、私の起業は失敗だったのかもしれません。
しかし、その頃に想像していた未来よりも、はるかに楽しくて、わくわくする今を生きています。
「これになりたい!」と目標を定めて、そこに向けて積み重ねていくキャリアの作り方もあると思いますが、これまでの右肩上がりの経済成長がなくなり、過去のやり方が通用しなくなった今、偶然の(ように見える)出逢いや出来事を、自分のものにできる力のほうが大事な気がしています。
そんなことを思っていたときに、こんな面白い記事を見つけました。
→「不確実性と直観に学ぶ、これからの仕事選び」/未来を変えるプロジェクト
この記事の中で、考えるべき点は、
1.「自分の予測範囲を超えた仕事に取り組んでいるか?」
2.「何を軸として不確実性に挑むか?」
3.「軸を探すための試行錯誤に時間を割いているか?」
の3つをあげています。
とても納得のいく記事だったので、自分自身のことを振り返りながら、「不確実な時代だからこそ試してみてほしいキャリア」の築き方を纏めてみたいと思います。
不確実な時代にこそ、試してほしいキャリアの築き方
(photo by Chris g Collison on GATAG)
①「やりたいか?」「やりたくないか?」を判断軸にする
やったことがあるか、ないかとう過去の経験ではなく、今、あなたがやりたいかどうかをきいてみましょう。
「やったことないからできません」というのをやめるだけで、可能性は大きく広がります。
誰もが最初は、初心者です。
ただ、今までにやったことないというだけで、トレーニングすると、案外うまくできるようになるかもしれません。
そして、できることが増えると、さらに仕事の幅や領域が広がります。
②忙しさを言い訳にせず、そのために「何を手放すか?」を考えてみる
時間がないという人ほど、日常は無駄なことだらけです。
無駄な時間というのは、休息や余暇を指しているわけではありません。
休息をとることは、パフォーマンスを高めるために必要なので、意図的にとることは有意義な時間になりますが、無意識に使ってしまっている時間こそが問題なのです。
ついついネット検索をはじめてから、本来調べるべき目的を忘れ時間をつかってしまう。
なんとなく付き合いで行っている会合。
やたら長い飲み会、会議。
時間は創るものです。本気でやりたいことのために、不必要なものは、どんどん手放していきましょう。
少し長くなってしまったので、続きは明日!
お楽しみに。
◆参考元
未来を変えるプロジェクト「不確実性と直観に学ぶ、これからの仕事選び」