ラグビー五郎丸歩選手で話題!ルーティンをつくる3つのメリット
ラグビー・ワールドカップ(W杯)イングランド大会で、南アフリカを倒したことで、日本中のラグービファンが歓喜しています。
選手たちが宮崎で練習していたこともあり、宮崎でも大きな話題になっています。
そして、いま、注目されているのが五郎丸歩選手のキックをする前に行う、まるで祈るような動作です。
これは、ルーティンとよばれるもので、集中力を高める効果があります。
もっともルーティンをうまく使っている選手といったら、イチロー選手が代表的です。
試合中はもちろん、朝食から練習メニュー、片付け、ストレッチなど、多くのものをルーティンさせることで、いつも高い集中力とパフォーマンスを本番で発揮することができるのです。
ルーティンすることで得られることは?
(photo by milena mihaylova on GATAG)
①いつ、どんな場面でも、リラックスした状態が創れる
人は、緊張すると身体が硬くなり、通常の力を発揮しづらくなります。
もっとも力を発揮できるときは、適度にリラックスしている状態です。
練習でできないことが、本番でできるはずもありません。
ルーティンをつくることで、いつもの自分に戻れるのです。
②小さな違いに気づきやすくなる
いつも同じことを繰り返すと、「いつもと違うこと」を敏感に感じることができます。
小さな違いに気づくことができると、スポーツの場合は、ケガの予防を行うことができます。
また、スランプに入ったときには、すぐに改善して修正することができるので、長いスランプに陥らずにすみます。
③無意識の行動の質が上がる
私たちは、意識せずに行動することがよくあります。
意識して行動することに比べると、圧倒的に無意識に、自然と行っていることのほうが多いものです。
日々の習慣、行動パターン、思考パターン。
その無意識に行っている行動が、ありたい自分にとって必要な、質の高いものにしていけるどうかか、未来の自分を創ります。
習慣の力は、私たちが思っている以上に偉大です。
「ルーティング作業」というと、いつも繰り返す事務作業的なイメージがありますが、望ましい動作をするために行う習慣や行動の「ルーティン」をつくることが、人生を豊かにしていくコツでもあります。
日常でつかえるルーティンは?
わたし自身がが行っているルーティンは、下記のようなものがあります。
・毎朝の時間の使い方
(モーニングページ、水をのむ、ストレッチなど)
・個人セッションを行うまえに、自分をクリアにし、場に集中するために必ず行う儀式
(個人的な課題や問題はいったんリセットする、安全&安心な場作り、前回のふりかえりなど)
・研修や講演のまえに、リラックスして話ができるようにするために必ず行う儀式
(アファメーション、呼吸法でリラックス状態をつくる、意図をおくるなど)
ポイントは、欲しい状態をえるために、自分の心と身体を整えること。
そして、うまくイメージがわくことです。
・帰るまえにデスクを綺麗にして、翌日、気持ち良くスタートが切れる状態をつくる
・フリーランスの人でも、集中してスタートする時間と場所を決める
といった簡単なことから、ぜひ日常に取り入れてみてくださいね。
また、あなたがやってるおすすめのルーティンがありましたら、ぜひ教えてください!