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「まちづくりプロジェクト成功の秘訣は、多様性のあるチーム」ゲスト:齋藤潤一さん

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新しい企画をスタートいたしました。

その名も、「サンワード・ラボ インタビューズ」

ここでは、私が素敵なチームづくりをされているなと思う方や、リーダーシップを発揮して生きている方、働き方革命を行っている方々にインタビューを行い、ご紹介するコーナーです。

記念すべき第一回目は、わたくしが経営者としても尊敬していて、一緒にチームの仲間として様々なプロジェクトを行っているNPO法人まちづくりGIFTの齋藤潤一さんです。

動画を撮影したのですが、うまく撮れなかったので、インタビューを全文書き起こしました!

ぜひご覧ください。


今回のゲスト:齋藤潤一さん

地域資源を活かしたまちづくりを使命に活動するNPO法人まちづくりGIFT 代表理事
宮崎の伝統工芸である飫肥杉産業を支援する人々から、325万円の支援金をいただき、宮崎県日南市の地元工芸品「OBISUGI-DESIGN」や関連する木工製品を開発し、ニューヨークで開催される世界最大級のギフトショー「NY NOW(ニューヨークナウ)」に出展。
また、トーマツベンチャーサポートと協力し、天照大御神(あまてらすおおみのかみ)が身を隠された時に、神様が企画会議を行った伝説が残る天岩戸神社(宮崎県高千穂町)にて、「宮崎ワケモン会議」を開催するなど、スタートアップ支援も行っている。

数々のプロジェクトを成功させたチームの特長は?

(長友)「潤さんが、いろいろな活動をされる中で多様な人たちを一つのチームに巻き込むところ、多様な人と人を繋げることで、新しい価値を生み出すところがすごいなーといつも思っているのですが、チームの特徴は何ですか?」

(齋藤さん)「一言でいうと多様性。自分とあう人ばかりを選ぶのではなく、自分にもってないものをもっている人と組む事です。
根本的に、自分には能力がないと思っていて、それでも、やりたいことがあって、それを一緒にやってくれる人が仲間になっています。」

(長友)「チームの中で、大事にしていることは何ですか?」

(齋藤さん)「チャレンジを許容することです。僕は、地域イノベーションをおこしたいと思っていて、そのためには、チャンレジが必要。
チャレンジを許容する文化が大事です。まず、やってみる。そして、やったことに賞賛することを大事にしています。

(長友)「実際に、私も、たとえ失敗したとしても、チャレンジしたことに「いいね!」と言ってもらえるから、安心してトライすることができています。」

変化を許容する。サッカー日本代表は、試合中でさえメンバーが変わる。

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(長友)「潤さんのチームがこれまでに、直面した困難なことはどんなことですか?それを、どうやって乗り越えましたか?」

(齋藤さん)「チームが空中分解してしまうことがあります。例えば、投げかけに誰も反応せず、過疎になってしまうとき。ただ、それは、困難だとはあまり思っていなくて、チームビルディングのうえで自然な流れかなと思っています。

チームメンバーは、別に固定する必要はないのです。
サッカー日本代表だって、毎試合、試合中でさえメンバーが変わるわけで、シーンごとに、そのときに必要なメンバーでチームをつくっていけばいいんじゃないかな。

困難だなと感じることは、自分の体調管理を含めた自己管理。
自己管理ができていれば、チームを調整することはできるけれど、反対に、自分の自己管理ができていなくて、チームが悪い雰囲気になっちゃうのはよくないなと反省します。」

たった一人になっても、やり続けるという覚悟

(長友)「流動的なチームで、それでも一つになれるのはどうしてですか?」

(齋藤さん)「最後は、自分がやる!と決めているから。
もし仮に、誰もやらなくても、一人もいなくなっても、それでも自分がやる!って思っています。
だから、今までいろいろなプロジェクトを遂行してこれたんじゃないかな。」

(長友)「潤さんが、最後の一人になってもやる!って覚悟しているから、プロジェクトをやり続けられるのですね。」

変化を恐れず、変わりつづけるチームづくり

(長友)「潤さんが、目指すチームの姿はどんなものですか?」

(齋藤さん)「変わっていくチーム。新陳代謝は必要だし、ステージごとに必要なチームが変わってくると思うので、変化を恐れないことは大事だなと思います。

そのときに、ポイントは、チームをはずれたメンバーの功績もしっかり讃えること。
新陳代謝をする中で、その人の役割が終わってきたときに、新たな役割を設け、いつまでも仲間でいられるということは大事だなと思います。」

(長友)「潤さんにとってチームとは?」

(齋藤さん)「ビジョン=地域イノベーションを一緒に遂行する人。そうでなければ、あんまりチームでやる必要はないです。
一緒に社会をよくしていく仲間でありたいです。」

(長友)「これからも多様な人たちが混ざり合って、そして、新たなメンバーも加わりながら進化し続けるんだなと感じました。
そして、メンバー同士も成長しながら、チームを創っていくんだなと感じました。
最後に、強いチームをつくりたいとおもっている人たちにメッセージをお願いします。」

(齋藤さん)「変化をおそれない!変化に適用するってこと大事です。」

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齋藤さん、ありがとうございました!

心から尊敬する潤さんと、一緒に仲間として活動できて幸せです。

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