「働き方革命」を主宰する私がおすすめする本【12選】(後編)

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前回は、「働き方革命」を主宰する私がおすすめする本【12選】(前編)と題して、6冊の本をご紹介しました。

「私たちの働く世界は、どのように変わるのか?」

「私たちは、なぜ、はたらくのか?」

この視点で、おすすめの本をご紹介しました。

後半は、「自分を活かして働くには?」「これからのビジネスパーソンに、必要な力は?」という視点で、選びました。

そして、ぞくぞくと新しい働き方を体現している人たちも増えてきましたが、そんな方々の中からおすすめの本もご紹介します。

「働き方革命」を主宰する私がおすすめする本【12選】(後編)

自分を活かして、はたらくには?

私は、すべての人が、自分の才能をおもいきり使って生きることができるとしたら、この世界は、もっともっとクリエイティブで、美しく、平和な世界になると思っています。

もっと自分の才能を使って生きたいと願う人へ、おすすめの本です。

⑦本当の仕事 自分に嘘をつかない生き方・働き方 /榎本 英剛 (著)
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日本のコーチング業界のパイオニアでもある榎本英剛さんは、現在、「天職創造セミナー」を開催されています。

そのセミナーのエッセンスが一冊に凝縮されています。

自らの存在意義を探求し、表現することを仕事ととらえ、私たちはが仕事に合わせるのではなく、仕事を自分にあわせていくことを提唱しています。

人の存在価値の大きさを信じ、「この世界にある無限のリソースは、人の想像力だ」と語る榎本さんらしい切り口が、とても面白いです。

自分に嘘をつかない生き方・働き方をしたい方には、ぜひご一読いただきたいです。

⑧さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす /マーカス バッキンガム(著), ドナルド・O. クリフトン(著)
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裏表紙にシリアルナンバーがあり、WEB上で「ストレングスファインダー」という自分の強みがわかるテストを受けることができます。

34の資質の中から、自分自身の強み上位5つを知ることができます。

この資質を磨き、活かすことで、才能に変わります。

また、私自身は、チームのメンバーの強みを、どうしたら活かしあえるかを考えるときにも参考にしています。

自分自身の強みほど、当たり前すぎて気づけないことがあります。

まずは、知ることからはじめてみませんか?

これからはたらく人にとって、必要な力って?

ますます「人しかできない」スキルを高めなくては、機会に置き換えられる仕事は、消滅していくと考えらます。

これからの時代、私たちがはたらく世界で、必要な力とは、どんなものでしょうか?

⑨採用基準 /伊賀 泰代 (著)
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マッキンゼーで12年の採用マネージャーを務めた伊賀さんの著書。

地頭力より、論理的思考力より大切なものは、「リーダーシップ」だといいます。

このリーダーシップは、チームの誰か一人だけがもっていて、ぐいぐいひっぱっていくというものではありません。

全員がリーダーシップをもち、「チームの使命を達成するために、必要なことをやる」ことで、合意形成したあとのスピードがまったく異なります。

誰もがリーダーシップを発揮していきるチームづくりのヒントもたくさんありました。

私自身も、チームをつくるときには、誰かの声だけで決めるのではなく、全員に意思決定が行えるように意識しています。

⑨モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか / ダニエル・ピンク(著)
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今後、言われたことをやるという働き方は、どんどん減っていくと感じます。

創造力をおもいきり発揮できているとき、人は、「やらされている」のではなく、「やりたい」と心から思っている状態のときです。

報酬や罰則など、アメとムチを使い分けながら外側からモチベーションを管理することは、短期的に結果がでたとしても、長期的には続きません。

モチベーション3.0では、自分の中から生まれてくる「内発的動機付け」を引きだし、行動に起こしていける人、チームをつくる学びがたくさんありました。

働き方革命を行っている人たちから学ぶ!

大きく働き方をシフトしている人たちから学ぶことも、たくさんあります。

私が、特に学びのふかかったお二人をご紹介します。

⑪働き方革命―あなたが今日から日本を変える方法 / 駒崎 弘樹 (著)
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フローレンスの駒崎さんの印象は、短時間で仕事に集中して高い成果を出し、家庭も大事にされるイメージが強いのですが、この著書を読んで、若い頃はまったくそうではなかったと知り、勇気をもらいました。

猛烈に働いていた時代から、今のように仕事も家庭も、そして社会にも貢献する働き方に大きくシフトしたきっかけや、そのための方法が書かれています。

何を大事にしたいか?が明確であること、そして、その大切なものを大切にすると決めることこそが、働き方革命の第一歩だと感じます。

仮に、仕事で大成功をしたとしても、身体、心、家族、人間関係が破綻していたら、幸せとはいえません。

あなたが、人生の中で、本当に大切にしたいことは何ですか?

⑫甘酸っぱい経営 株式会社とNPOを併せ持つGRAモデル /岩佐大輝 (著)
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設立からたった3年で、日本の農業界に革新をもたらした岩佐さん。

以前、講演を聴いてから感銘をうけ、新しい本もすぐ拝読いたしました。

→岩佐さんの講演からの学びは、こちらからご覧いただけます。
「5倍速く成果を出すリーダーの5つの仕事術(前編)」「5倍速く成果を出すリーダーの5つの仕事術(後編)」

講演でお話いだいたことがまとまっていたことに加え、聴いてみたかった「なぜ、株式会社とNPOを併せ持つのか」の答えが詰まっていて、大きな学びになりました。

「混沌とした環境を敢えて創り出し、混乱と不均衡に耐えながら創発性(イノベーション)の源泉を涸らさないようにする活動こそがリーダーシップの本質だと思う」と語る岩佐さんが、そこを体現してるからこそ響く一冊です。

いかがだったでしょうか?

みなさんにとっての、「働き方」を大きく変えてくれた本や、学びの大きかった一冊も、ぜひ教えてくださいね。

次回の働き方革命は、5月10日(日)に東京で開催予定です。

「働き方」に向き合ってみたい方は、ぜひお越しください!

 「働き方革命」×「アシュラワーク」を開催します

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