月間100万PV!プロブロガーから学ぶストレスコントロール術

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昨日は、宮崎てげてげ通信が主宰する「てげてげ通信寺子屋」を開催しました。

今回は、月間100万PVを超える「お前は今までスキャンした本の冊数をおぼえているのか?(通称:おまスキャ)」を主宰しているプロブロガーの牛嶋将太郎さんを講師にお招きして、「ブログで『伝わる文章』を書き、地元と自分を盛り上げる方法」と題して、ご講演いただきました。

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月間100万PVのメディアを運営するとなると、世界中と繋がる反面、ネット上の見ず知らずの人から誹謗、中傷されることもあります。

牛嶋さんは、炎上するような煽り記事を書くことは極力避けているそうですが、思いがけない反応をされることもあるそうです。

そんなプロブロガーの裏側や、大事にしていることをきいて、とてもうまくストレスコントロールされているなと感じました。

そして、このストレスコントロールは、日々、重要な決定を強いられるこのと多いリーダーにも必要なことだと感じましたので、まとめてみます。

そもそも「ストレス」とは?

生理学者でストレス学説の提唱者 ハンス・セリエ氏は、「周囲に起った出来事に対して、心身がその状態に適応しようとエネルギーが発生している状態」を「ストレス」と名づけました。

ストレスを引き起こす要因のことを、ストレッサーといいます。

①物理的ストレッサー(暑さ、寒さ、騒音など)
②化学的ストレッサー(酸素の欠乏、栄養の量や質の過不足など)
③生物学的ストレッサー(ウィルス、病原菌など)
④社会・精神的ストレッサー(人間関係、経済状態など)

上記の4つに分類することができます。

柔らかいボールをぎゅっと押すと、へこみますが、その外側からの圧力がストレッサ―です。

この圧力が常にかかっていたり、強すぎて適応しにくくなると、ストレスレベルが高くなり、心身にダメージをうけてしまいます。

ストレッサ―は、悪い出来事ばかりではありません。

結婚、昇進、出産など、一見喜ばしいことでも、大きな変化はストレッサーになりやすいものです。

つまり、ストレスと無縁の生活を送ることは誰もできないわけで、いかにうまく付き合っていくがストレスコントロールの鍵となるのです。

リーダーが身につけたい!ストレスコントロール術

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ストレスを嫌なものと捉えず、柔軟にかわしたり、ストレスの元であるストレッサーへの対処法を考えることが、ストレスコントロールです。

先ほどのボールを心だとすると、弾力性の高いボール(=心)にすることが、ストレスコントロールを高めるコツだと感じています。

①自分のコントロールできないことは手放す

私たちの人生のなかには、自分でコントロールできることと、できないことがあります。

自分のことや、今、選択をすることはコントロールできます。

他人の行動や、過去に起きたこと、自然災害などはコントロールできません。

このコントロールできない、他人からの評価や暴言で一喜一憂せず、過去に起きたことを嘆かない。

代わりに、自分のコントロールできることは、他人任せにしない。

誰に褒められなくても、自分が自分を認めて、小さなことでも喜びを味わうことも大事です。

「僕はいっぱい満足している。ものすごく小さなことでも満足するし、達成感もある。それを重ねないとダメ。それを感じて次が生まれてくる。うれしかったら喜べばいい」(イチロー)

達成感を味わうと、また次へ進む力が湧いてきます。

②自分の「快の状態」を意識的に創る

人は、不快と感じた瞬間に、クリエイティビティが一気に下がります。

もし、あなたが創造性を発揮して生きたかったら、不快に思うようなものは徹底的に排除してみてください。

本当にあなたが、心地いいと思うものだけを選び、あなたが喜ぶもので満たしてください。

牛嶋さんも、ただ誰かを攻撃したいだけのコメントやメッセージは、削除したり、投稿者のフォローをはずすなど、ドライに対応しているそうです。

自分がどんなときに「快の状態」でいられるのかを知り、それを意識的に日常の中に取り込んでいきます。

自分の中のルール決めも、自分が不快になるものではなく、「快」でいられるものを選びます。

例えば、「毎日、更新しなければならない」とルールを決めてしまうと、書けなかったときに自己嫌悪に陥ってしまい、これは決して快な状態ではありません。

「~ねばならない」と設定するがあまり、ストレスフルになるのであれば、頑張れるだけ頑張ればいいと気楽に設定をしておく方が、結果、長く、楽しく続けることができると、牛嶋さんは話してくださいました。

まさに、これが、「快」のルール決めだと思います。

自分自身の「快」「不快」を明確にするためには、普段から、自分の気持ちに正直でいることが大事です。

嬉しい、楽しい、悲しい、悔しい。

どんな感情も逃げずに向き合うことで、自分の本当に「快」の状態を知ることができます。

③身体と心をゆるませる

ストレスを感じている状態のときには、緊張状態にあります。

意識して、一日のなかで身体と心をゆるませる時間をとりましょう。

しっかり寝る、あったかいお風呂に入る、朝日を浴びてのびをする、自然の中をゆっくり歩く、瞑想やヨガも効果的です。

私が、心身を緩ませるときに、最も効果的だと感じるのは、「呼吸」です。

ブレスワークを提供する友人は、「生きることは息(いき)ること。行き詰まりは息詰まり」と言っていましたが、まさにストレスフルな状態のときには、呼吸が浅くなっていることに気づきます。

深呼吸をするだけで、緊張がとれ、穏やかな気持ちになります。

ぜひ試してみてくださいね。

牛嶋さん、楽しくて学びの深い時間をありがとうございました!

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教えていただいたたくさんの学びを、宮崎てげてげ通信にしっかり活かして、100万PVを年内に達成したいと思います。

ストレスともうまく付き合っていきます!

◆参考元
「お前は今までスキャンした本の冊数をおぼえているのか?(通称:おまスキャ)」
Lifehacker 「成功する人の「9のストレス対処法」
DIAMOND ONLINE 「ストレスへの抵抗力を強くする 「嘆かないこと」がストレスコントロール」

◆参考文献
脳からストレスを消す技術 / 有田秀穂 (著)

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