青山学院大学 原晋監督に学ぶチームビルディング(前編)

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2015年、箱根駅伝で創立96年目にして初優勝。

しかも、大会最新記録を叩き出すという快挙を成し遂げた青山学院大学陸上部の立役者、原晋監督のストーリーをTVで拝見しました。

原監督は、「駅伝は個人競技ではない。チームづくりが大事だ。」と話し、選手のやる気を引き出し、チーム力を上げることに力をいれてきました。

そこには、会社の中にも活かせることができるヒントがたくさんあり、共感できることばかりでした。

今日は原監督から学ぶチームビルディングを纏めてみます。

ぜひ、みなさんのチームにも役立ててみてください!

青学 原監督に学ぶチームビルディングの3つのポイント

①明るく、楽しい雰囲気づくり

現在、宮崎で合宿を行っているという選手たちの様子もTVで流れていましたが、笑顔が絶えず、本当に雰囲気がいいチームだと感じました。

全員そろって、楽しい会話をしながら食事をする、恋愛など陸上とは関係ない話もするなど、日々のコミュニケーションの積み重ねが雰囲気を創るのだと感じました。

また、原監督は、高校にスカウトにいく際、明るく自分の言葉で語れる、表現豊かな人を積極的に選んだそうです。

どんなに弱いチームの時代も、お願いをして入ってもらうのではなく、いいなと思った学生には、「君は、青学に入ったらどんなふうに活躍したい?」と目的を聴き、自分の言葉で表現できるかを見ていました。

そのうえで、青学に入ってほしいと思った選手には、最大の認知と情熱で誘い、今の明るくて爽やかな人柄の選手が集まっているのです。

②メンバー同士のつながり力

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駅伝は、個々の力も大事ですが、一人の力で勝つことはできません。

青山学院の駅伝部では、監督(奥様も!)も同じ寮で住み、寝食を共にしながら、朝5:30~のトレーニングを行います。

規則正しい生活を徹底し、上下関係なく当番制で掃除をするなど、一緒に行動を行いながら連帯感を深めています。

お互いが共有しあい、繋がりあう力を高めることで、勝負のときにも互いの能力を引き出す関係性になることができるのです。

基礎を徹底した上で、練習メニューを自分たちで考えて行動するなど、主体性をもって取り組むことも大事にしています。

基礎が徹底していない中で、主体性に任せてもいい内容にはなりません。

「自分が成長してチームに貢献したい」という関係性が創られ、基本の徹底ができているからこそ、それぞれが自分で考え、行動に起こすことができるのです。

いかにチームの関係性づくりが大事かが分かる内容でした。

笑顔でいること、明るい雰囲気を創ることが、チームへの大きな貢献になることを感じ、私自身、この強みは大事にしようと感じました。

続きは、明日、お送りします。お楽しみに!

◆参考元
東洋経済ONLNE 青学・原監督に学ぶ「10年で超一流になる法」 / 徳谷 智史(著)
東洋経済ONLNE 箱根を制した青山学院・原監督の「仕事語録」 / 酒井 政人(著)

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