宮崎てげてげ通信のチーム力の高さとは?秘訣大公開②
前回の「宮崎てげてげ通信のチーム力の高さとは?秘訣大公開①」の続きです。
「てげてげ」とは、宮崎弁で「だいたい」「てきとう」「ほどほど」という意味で、適当なときに使います。
(例:「てげてげ運転禁止」→ 「いいかげんな運転は禁止」
ちなみに、実際に宮崎を車で走っていると、よくこの文字を見ます。)
てげてげ通信は、ゆるーく愛のノリをもって発信するローカルメディアですが、志は、まったくてげてげではないです。
そのあたりも、てげてげ通信のチーム力の高さの秘訣です。
宮崎てげてげ通信のチーム力の高さとは?秘訣大公開
③みんなで同じ未来を描く。そのとき、あなたはどうなってる?
年齢や役割としてではなく、人として繋がりあい、関係性を築くためには、本音で話すことが必要です。
毎月1回は全員で顔を合わせるようにして、対話をする時間をとっています。
また、先日は、ビジョン作りのワークショップを実施しました。
いつも話しているからなんとなくお互いのやりたいことや目指すことは知っていたものの、実際に行うと、それぞれの想いが繋がり、本当に目指すべき本質的な部分が見えてきました。
「人と人とを繋げ、豊かな宮崎を創る」というビジョンをぶらさず、一時的なPV数の増減に一喜一憂するのではなく、コツコツと根をはっていく本質的な活動をし続けます。
また、こうしたチームのビジョンを創る上で、大事にしていることが、「その中で、あなたはどんなふうになっていたい?」と、個々の目指すべき姿と、チームでの役割を明確にしておくことです。
そうすることで、一人ひとりの内側から溢れ出る想いで、自発的に行動することができます。
一人だけが強力なリーダーシップを発揮するよりも、全員がそれぞれのリーダーシップを発揮して、自分ごとで動けるチームのほうがはるかに強いです。
④楽しくなくちゃ続かない。どんなときもユーモアを忘れずに。
人の行動パターンは、大きくわけて2つあります。
一つは、苦痛を避けるための行動。
そして、もう一つは、快楽を求めるための行動。
そして、言うまでもなく、快楽を求めるための行動のほうが長続きします。
例えば、「このままいくと生活習慣病になってしまって、脳梗塞のリスクがあるから痩せなきゃ!」と思ってランニングを始めるのと、「いつかホノルルマラソンに出てみたいな!」
と思って、わくわくしながらランニングをスタートするのでは、あきらかに後者のほうが長続きしますよね。
(よほど健康にも良さそうです。笑)
宮崎てげてげ通信のミーティングは、真剣な話もたくさんしていきますが、基本的には笑いの絶えない場です。
楽しいからこそ続くし、アイディアも生まれます。笑いの力は、とっても大きいと感じます。
⑤ナイストライ!失敗しても責めません。
私たちの活動は、初めてのことだらけです。
できる方法を考え、決めたら、とことんやりぬきますが、うまくいかないこともあります。
失敗したときに、誰かを責めることはしません。
試してみたからこそ、うまくいかないということを知ることができたわけです。
その時には、「ナイストライ!」と言います。
うまくいったときには、さらにうまくいく方法を。うまくいかなければ、どうしたら次はうまくいくか。
小さな改善の積み重ねです。
だからこそ、それぞれが失敗をおそれずに、おもいきり試してみることができるのだと思います。
これからもたくさんのチャレンジをし続けます。
素敵な仲間に恵まれ、みんなで同じ未来を目指して走ることができて、本当に幸せです。
今年は、さらにいろいろなチームの中でチームビルディングを実践しながら、社会問題の解決を行っていきます。