年末におすすめ!効果的な1年の振り返り方(質問編)

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(photo by Kansas Poetry (Patrick) on GATAG)

あなたにとっては、どんな1年でしたか?

私にとっての2014年は、本当に素敵な仲間に囲まれて、チャレンジをした1年でした。

関わってくださったすべての人に、心から感謝申しあげます。

年末にこそしたい1年の振り返り。ゆったりと時間をとって試してみてくださいね。

そもそも何故、振り返る必要があるの?

私たちは、日々、いろいろな経験をしながら生きています。

しかし、行動だけが人を成長させるのではなく、「行動」と「学び」、どちらもできて人は「成長」することができます。

「学び」のない行動を続けても、同じような失敗を繰り返します。

「行動」のない学びを続けても、知っていてもやれない(やらない)のでは、知らないことと、なんら変わりがありません。

経験を客観的に見て、振り返ることで、そこからの学びを糧に、未来の行動を選択するのです。

どんな経験からも学びを得ることができれば、経験できてよかったと感謝に変わり、自分を尊重することができるようになります。

今回は、漠然と振り返るのではなく、効果的な振り返り方をお伝えします。

①質の高い質問で振り返り

他者との対話をきっかけに、過去に起こった出来事の意味をもう一度探る。
時には現在の自分のあり方を見つめる。
そして、未来を見通す。(株式会社日本能率協会マネジメントセンター)

いきなり振り返りをしようと思っても、日々の中で「内省」をする習慣がない人は、難しく感じるかもしれません。

そんな場合は、信頼する人と対話をすることが、内省を促すきっかけになります。

あなたのパートナー、メンター、家族、コーチなど信頼する人と対話をする時間を創りましょう。

質問に答えるなかで、だんだん自分の言いたいことがクリアになったり、「あ、私は本当はこんなことを願っていたんだな」と気づいた経験はありませんか?

それは、まさに人に説明をする中で、普段、言語化されていなかった部分が意識化された瞬間です。

そのときに、大事なことは「質問の質」です。

人は、質問されたとおりの答えしか出せませんので、より質の高い質問をすることが必要です。

振り返りに効果的な問いを作ってみましたので、ぜひ、大事な人と質問しあってみてください。

・2014年を一言で現すと、どんな1年でしたか?

・2014年、あなたが一番成長したことは?

・2014年、あなたが最も幸せを感じた瞬間は?

・2014年、あなたが一番「ありがとう」を伝えたい人は誰ですか?

・2014年、あなたが最も投資したことは何ですか?

・あなたにとって2014年の3大ニュースは何ですか?その理由は?

・2014年、あなたがやり残したことは何ですか?何があったら、それは達成できていましたか?

大事な対話をするときには、TVや電話をオフにして、対話を妨げられない環境をつくることをおすすめします。

また、コーヒーやチョコレートなどお気に入りのものがあると、リラックスして行えます。

最後には、ぜひお互いに感謝を伝え合う時間をとってみてくださいね。

聴く人がいるから、話すことができるのです。

これらは、自分で自分に質問をして答えても効果的です。

話ながら感じたことや気づいたことを手帳に書いておくと、学びが教訓に代わり、同じ失敗をすることが減ります。

次回は、簡単なツールを使って振り返りをする方法をお伝えします。

お楽しみに!

◆参考元
株式会社日本能率協会マネジメントセンター 中原淳連載「Vol.10 振り返ることで経験が糧になる」

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