初対面の人の警戒心を一瞬でとく話しかけ方

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(photo by needoptic on GATAG)

今週末は、仲間と一緒に立ち上げているプロジェクト【宮崎県が困っている時に応援してくれる台湾に「ありがとう」の映像を】のロケハンのために、宮崎県内各地を回っています。

「ありがとうを伝える」をコンセプトとしているので、県民の皆さまに、一人でも多くの「ありがとう」を撮影させていただいています。

たくさんの人にお声をかけて、撮影許可を取る私の姿を見て、映像制作でご協力いただいているMove Emotionsの代表 高野仁さんが「初対面の人とすぐに打ち解けて断られないなんてすごいね。その才能、欲しいわ」とおっしゃってくださいました。

仁さんのようなプロフェッショナルな方におっしゃっていただいて、本当に嬉しかったです。

普段、あまり意識していないことほど、自分の強みなんだなと、周りの人にフィードバックしていただいて気づきます。

私が無意識にやっていることですが、振り返ってみて、ここが初対面の警戒心をとくコツかなと感じた部分を纏めてみます。

初対面の人の警戒心をとく一瞬でできる方法

そもそも人は、何故、初対面の人を警戒するのでしょうか?

これは、自分が傷つきたくない、騙されたくないといった、自己防衛の一つでもあります。

また、人は未知のものには不安を感じる生き物です。

相手がどんな人か分らない状態だと、特に警戒してしまいます。

つまり、その防衛本能を解く=「あなたの敵ではない」とことを瞬時に感じてもらえれば、人は警戒心をとくことができるのです。

それを一瞬で知ることができるから、私たちは赤ちゃんに対しては、警戒心を抱かずに近づくことができるのです。

姿をもって「仲間」だというメッセージを伝える

まずは笑顔で、元気よく挨拶します。はきはきとした口調で、爽やかにします。

自分が何をしていて、どんな人なのか、瞬時に紹介できるようにしておきましょう。

長くだらだらと話をするのではなく、シンプルに伝えます。

相手に合わせることも大事です。

・リアクションを大きくする
→ 反応する人がいるから、人は話すことができるのです。大きすぎるくらいでちょうどいいです。

・目線を合わせる
→ 小さい子どもや自分よりも背が低い人と話すときには、腰を落として話しかけます。高さが合わないと、下から見ている人は、威圧感を感じることもあります。

・立つ場所は、相手の横
→ 真正面に人が経つと警戒してしまいます。話しかけるときには、斜め横くらいから声をかけ、相手のななめ横くらいに立つと、相手は安心して話やすくなります。

・相手の名前をよぶ
→ 名前を何度もよぶと、距離感がぐっと近くなります。

・話すスピードは、相手に合わせる
→ また、話し出すタイミングも、相手が忙しそうなときには、少し待ってから声をかけるなど、相手の時間を尊重する姿勢をもちます。

・簡単な質問をする
→ 比較的、答えやすい質問をしながら、会話をふくらませていきます。相手に好奇心をむけて、聞きたくなったことをきいてみましょう。

心から「仲間」だと信じてとびこむ

人は、本能的に相手がどんなことを考えているか察知します。

まずは、自分自身が「今日、ここで会えて嬉しいです!」という気持ちをもって挨拶をします。

相手のことを好きになり、疑う余地もないほど、いい人だと信じるのです。

私は、強面の人であろうと、どんなに年齢の離れた人であろうと、おもいきって懐にとびこみます。

昔、友人に「刀の一番強い人はどんな人だと思う?」と聞かれたことがあります。

それは、懐にとびこむ人だそうです。なぜならば、懐にとびこまれると、相手は自分の刀を抜けなくなるから。

これは、コミュニケーションでも同じことが言えると思います。

素の自分をおもいきってさらけ出すことが、結果、相手も心の鎧を脱いでくれる大きな一歩になります。

また、リクエストは、いつも「断っても大丈夫だよ」と、相手に決定権を委ねていることも大事です。

「絶対、買ってもらおう!」「絶対、○○してもらおう!」と思えば思うほど、相手は警戒します。

人の出逢いは、本当に不思議なものです。

同じ時代、同じ土地に住んでいたとしても、出逢わないまま一生を終える人のほうが、出逢う数よりも圧倒的に多いです。

そう考えると、いま、目の前にいる人は、とても奇跡的な存在だと思いませんか?

もしかしたら、たった一度しか出逢うことはないかもしれません。

その奇跡の瞬間を、いつも感謝の気持ちをもって生きたいです。

※現在、チャレンジ中のクラウドファンディングはこちらです。
【宮崎県が困っている時に応援してくれる台湾に「ありがとう」の映像を】

応援よろしくお願いします!

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