対談:池辺宣子さん(ひむか村の宝箱 代表) 

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まるで木漏れ日の光のようなあったかな池辺さん。
彼女の笑顔を見るだけで、ほっとして、あったかで、幸せな気持ちになります。

平和台で7年続く「ひむかの宝箱」には、作り手さんの思いを感じる商品がたくさん並び、その商品に惚れ込んでいる人も多いのですが、池辺さんに会いにきている人もたくさんいます。

ひむか村の宝箱のフレーズは、「懐かしい未来へようこそ」

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ひむか村の宝箱に行くと、赤ちゃんや子どもが、たくさんの人に抱っこされているシーンをよく見ます。
社会全体で子どもを育てる、あたたかな空間がそこにはあります。

昭和30年代のみんなが抱いている「村」のいいイメージを味わってほしいと、「ひむか村の宝箱」と名付けたそうです。

みんなで寄り添って、分けあって生きる村のように、何一つ無駄にしない仕組みがたくさんあります。

例えば、ひむか村としての新品の袋はありません。
お客様から頂いたデパートの袋や紙袋を、リサイクルして使っています。
小さい商品は、日向学院高校の書道部の子たちが失敗して捨ててしまう書道の紙で包んで渡しています。

震災以降、自然と調和して生きる人が増える中で、ひむかの宝箱のように地球資源を大事に使って生きる人が増えてきました。
しかし、以前は、そんな分かち合う意識がない人のほうが多く、よくお客様に怒られていたそうです。

それでも、「もったいない」の精神で続けてきた池辺さん。ようやく時代が追いついてきた感覚がします。

お互いが幸せになる空間をつくりたい

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お店のロゴは、赤ちゃんにお母さんがおっぱいをあげている様子です。
宮崎の画家、水元博子さんが描いたこのイラストには、

「人間が初めて食するのがおっぱい。おっぱいっていうのは、あげているお母さんも、もらう方の赤ちゃんも、両方がとても幸せな空間になる。この二人の幸せな空間が平和の塔の前の広場から、宮崎中に広がっていったらいいなというのが、お店のコンセプトです。」

と話してくださいました。

風と土が合わさって、いい「風土」ができる

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震災以降、たくさんの方たちが宮崎を「いい」と言って移住されています。
昔から宮崎に住んでいた人を「土」の人とすると、外からやってくる新しいものを運んでくれる人たちは「風」の人。

土と風が合わさって初めて、いい風土が出来上がると思う」と池辺さんは、笑って話してくださいました。

実際に、「土」の人と「風」の人が混ざり合って、面白いことが、次々に生まれてきている昨今の宮崎県。
これから、さらに豊かな「風土」になると、私は確信しています。

続きは、本で!

※現在、「まぁちゃんのEnjoy!MyLife!!」にご出演いただいたゲストの方々のお話をもとに、本を制作中です。完成をお楽しみに!

【HP】ひむか村の宝箱

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