小布施の観光を支えるオープンガーデンから見るおもてなし力

LINEで送る

IMG_6119.JPG

小布施の町を歩くと、本当に多くの人たちがオープンマインドで迎えてくださり、その温かなおもてなしに感激します。

その一つが、庭を自由に見ることができる「オープンガーデン」

丹精込めた個人のお庭を開放し、花を介した人と人との交流を深め、豊かな生活文化を築く事業とし、2000(平成12)年に38軒のお宅が参加して始まったオープンガーデン。(小布施町HPより)

最初は数件からはじめたこの取り組みも、なんと2014年には130の個人宅、店舗、寺院、学校などが参加しているそうで、町のあらゆるところにこの看板を目にします。

小布施町長のご自宅も登録されているオープンガーデン

この看板があれば、門の中に入って庭を楽しむことができます。

IMG_5743.JPG

小布施町の市村良三町長のご自宅も、オープンガーデンを行っていて庭を楽しむことはもちろん、且つ、玄関口にビールサーバーをおいていて自由に飲んでいいことになっていました。

基本的に門は、「(自分にとって)お客様はようこそ。お客様ではない方は、入れません」という明確な区切りです。

その門をオープンガーデンという形で、自由に出入りできるようにしている小布施の人々は、心もオープンな方が多いと感じました。

町長も若い人たちと気軽に対話をうむことを、ユニークな方法で、ご自身が心を開いてされていることを、たくさんお伺いしました。

心の窓を開くほど、相手も開いてくれる

IMG_5741.JPG

コミュニケーションをとるときには、自分がどれくらい相手に心を開いているかが、相手の心の開き方にも比例します。

自分は閉じていて、相手だけ心を開いてもらおうとしてもうまくいきません。

相手に願うことを、まずは自分が行うのです。

自分が笑って手を差し出せば、相手は微笑む。自分が武器をもてば、相手も戦闘モードに入る。

信頼されたいなら信頼する。

心を開けば、無防備になるので、時には傷つくこともあるかもしれません。

それでも、起きていない事を案じるのではなく、自分のありたい姿から始めてみる。

そんな姿勢を、小布施の方々の街づくりから、そしてコミュニケーションパターンから感じました。

���������
LINEで送る