自分の強みを発見する方法
仲間と立ち上げているローカルメディア「宮崎てげてげ通信」で、クラウドファンディングにチャレンジしていました。
【FAAVO】地元メディアを盛り上げる仲間を募集！みんなで、宮崎県の魅力を伝えたい！
「宮崎県の魅力を”もっと”たくさんの人に伝えるために、地元メディア【宮崎てげてげ通信】を一緒に盛り上げてくれる仲間を募集したい」という想いで、10月4日からスタートしたプロジェクト。
大幅に設定していた目標金額を越え、10月末に111名の仲間、そして106万円の資金が集まりました。
宮崎てげてげ通信を応援していただきました皆さま、改めて、ありがとうございます。
今回の1ヶ月を振り返り、改めてチームメンバーに恵まれていることを実感しつつ、こんな小さな成功体験のときに、自分の強みについても考えてみたいと思います。
（人の強みを発見するのは得意なのですが、なんせ、自分の強みはよく分らないので（笑））
長友まさ美の強みとは？
●「これ、いいよ！」「おすすめ！」を伝える力
自分が惚れている人、物、場所を紹介することが得意だと思います。
今回のプロジェクトもそうですが、そもそも、私はこの「宮崎てげてげ通信」が大好きで、この活動を通してたくさんの人を幸せにできると感じているので、純粋に伝えたいという想いから動いています。
ただ、相手に自分の価値観を押し付けないことも大事にしているので、相手の好きなこと、興味関心のあること、夢中になっていることにも耳を傾けるようにしています。
●感動する力
小さなことで感動できることは、私の強みの一つかもしれません。
一日がスタートする生命力に満ちあふれた朝日、何度も通る海沿いのドライブコース、道に咲く花々、雨がつたわる木の幹。
日常の小さな風景や、当たり前にあると思われる景色にもいちいち感動しています。
●リアクション力
あ！これは、自他ともに認める力かもしれません（笑）
お店の人や職人さんには、「年に1回でいいから来てください。こんなに褒められるとモチベーション上がるので！」とおっしゃって頂くこともあります。
「すごーい！」「すてきー！」「おもしろーい！」「嬉しい！」と、なんとも単調なリアクションしかできませんが、心からの声を素直に現します。
語彙力、増やす努力します。
●素敵な人と人とを繋げる力
基本的に、人が大好きなので、新しい人と出逢うことも大好きです。
その人の生きてきた物語と、未来の物語を聴くことが大好きです。
その中で、この人とこの人が出逢ったら面白いことになりそうだな、という予感がほぼ当たることと、そして素敵な人同士が繋がって、新たな創発が生まれることも嬉しいです。
●楽しむ力
どんなことが起きても、なにがあっても楽しみます。
人生は一度きり。楽しんだもん勝ちだと思っています。
むしろ、楽しまなきゃ生きていけないでしょ、とも思っています。
問題を暗い顔して考えていてもいい発想なんて浮かびません。どんな困難も楽しむと決めるだけで、失敗も笑いに変わります。
普段、私の近くにいる人たちは、私らしいなと思っているかもしれません。
「私らしい」は、私自身が一番気づきにくいんだなと、書いていて感じました。
自分の強みが分らないときには、周りの人の声を素直に受け取ってみるといいかもしれません。
自分では当たり前すぎて気づけないことも、他の人から見ると「すごい！」と思うことがたくさんあります。
私は、決して何かに秀でた優秀な人でもなく、普通の人です。
私は、そんな「普通の私」が大嫌いでした。
そんな私の「普通の人」という言葉の定義を変えてくれた言葉があります。
（photo by NASA/NOAA/GSFC/Suomi NPP/VIIRS/Norman Kuring on GATAG）
ガイアシンフォニーの龍村仁監督の講演をお伺いしたときのことです。
龍村監督は、これまで、ダライ・ラマ14世、ジャック・マイヨール、星野道夫さん、佐藤初女さんなど世界でも有名な方々をインタビューしてこられました。
「たくさんの方にお会いしてみて、彼らは何が違いましたか？」という質問をよく受けるそうです。
そのときの龍村監督の答えは、
「みんな普通の人だよ」
そう。みんな普通の人なのです。
笑ったり、泣いたり、悲しんだり、迷ったり。
強さもあれば弱さもある。闇もあれば光もある。
こんなにも、「普通の人」という言葉をパワフルに使う人を、私は初めてお会いして、「普通の人でいいんだ」と心からほっとしました。
背伸びせず、かっこつけず、かっこ悪さも含めて「わたし」です。
私も普通の人ですが、磨けば磨くほど進化していくことができると思いますので、これからも成長していきたいです。
そして、自分の強みを活かして、さらに世界に役立ちたいです。
ぜひ、あなたも自分の強みは何かなと、振り返ってみる時間をとってみてくださいね。
