名前を呼ぶことからはじめてみる
今日もNYの街を歩いたり、ファーマーズマーケットに立ち寄ったり、ゆったりとした豊かな時間を過ごしました。
そして、この街の人たちに暖かさを感じるのはなんでなんだろうと考えたときに、彼らはすぐに名前を呼んでくれることに気づきました。
レストランでオーダーをとるとき、少し待ち時間があるとき、たまたまベンチに一緒に座ったとき。
一度、名前を答えると、そのあとは必ず「Masami!」と呼びかけてくれます。(スタバでも!)
番号や商品名で呼ばれるのではなく名前で呼ばれることは、業務的な間違いが減るというメリットだけでなく、一人の人として大事に扱ってもらっている感覚がして、とても嬉しいものです。
また、名前をなかなか覚えられないという声もよく聞きますが、初対面の人ほど名前をよんで会話をスタートすると、記憶にも定着しやすいです。
相手が呼ばれたい名前で呼ぶというのもポイントです。
誰もが一番最初にもらったギフトは名前です。その名前を大事に扱うことは、相手を尊重することに繋がります。
「部長」「課長」という役職の前に名前をつけてよぶこと。
そして、陰ながら支えてくれている警備員さん、受付の方もネームプレートがあるときには、名前をよんで話しかけることで、役割としてではなく人として接することができます。
本当に困ったときに助けてくれるのは、そうして「人」としての関係性を構築している人たちです。
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