決断することの本当の意味

最近、決断することのパワフルさを感じています。決めると、そこに向けて一気に集中することができます。

人の集中力がどれくらい持続するのかは様々な説ありますが、短いと15分、長くても90分といわれています。

時間をかけたほうが良いものができるとは限りません。決断を先延ばしにせずに、今、決めること。そして、決めたらやること。

この小さな積み重ねが、大きな成果に繋がるのです。

ここで、「決める」とは、目の前のことの選択を決めることだけにとどまりません。

人生の歩んでいく方向を決める

あなたは、この人生を何のために生きたいですか？

それを人は、人生の目的とよぶかもしれません。はたまた夢とよぶかもしれません。

自分のこの命を使って、何をしたいのか？このもっと先の目指す姿を決めると、今、あなたが何に注力すべきかが分かります。

これは、すぐに答えが見つかるものではありません。それでも、まずは、試しに「決めて」みること。試しに決めてみると、その場所までどれくらいの距離があるのか、そこに向かうためには何が必要なのかを知ることができます。

そこに向かう旅路を想像すると、あれ？やっぱりなんか違うかも、という違和感を感じたり、そこにむけて走っていくなかで、もっと行きたい場所を見つけるかもしれません。

それでいいのです。それは、仮でも「決める」ことをしたからこそ、気づけるのです。

「決断をする」というと、なんとなく私たちは「決める」ことにフォーカスしがちですが、実は、もっとも大事な決断は、なにを「断つ」か。

なにかを選択したら、何かを手放す。そうすることで、まるで太陽の熱が虫眼鏡を通すと紙を燃やすエネルギーになるように、持っているエネルギーを集中させることができます。

現代のように情報が多すぎる時代の中では、「断つ」ことを意識的に行って、ちょうどいいくらいかもしれません。

Simple is best!!