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海士町の町長から学ぶ① リーダーの3つの心得

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先日、海士町(あまちょう)の株式会社巡の環 代表の阿部裕志さんのお話を聴かせていただきました。

海士町は、日本海の島根半島沖合約60キロに浮かぶ隠岐諸島のひとつです。(写真の左の島)

深刻な超少子高齢化が進行して、島の財政は破綻寸前の状況に陥っていました。
しかし、現在では、多くのIターン、Uターンが増え、約2300人の島民の中で移住者が1割を超える島になりました。

海士町に到着すると、「ないものはない!」と大きく書かれたポスターが迎えてくれるそうです。

この言葉には、2つの意味があって、文字通り、「(コンビニも娯楽施設など)何もないよ=無くてもよい」という意味と、「無いものはない(くらい)豊かな場所!=大事なことはすべて、ここにある」という意味があると教えていただきました。

そんな海士町の立役者である山内道雄町長のリーダーシップが、とても力強く、学ぶことが多かったので纏めました。

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お金と時間から解放されたいなら、未来に向けて「GIVEの100乗」②

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前回は、「GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代」をもとに、ギバー(与える人)の特徴をお伝えしました。

ただ、ギバーには、成功するタイプとそうでないタイプがいます。

営業マンを売上順にランキングをつけると、上位10%がギバー、そして、下位10%もギバーであるという面白い結果があります。

この違いは、一体なんなのでしょうか?

ギバーが周りも、自分も幸せにするために必要なこと

相手のことを思って、惜しみなく与えようとするがあまり、自分を犠牲にしてしまうと、結果が出にくくなってしまいます。

残念なことに、テイカーに利用されるだけで終わってしまうこともあります。

ギバーが周りも、そして、自分も豊かに、幸せに生きるためには必要なことがあります。

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お金と時間から解放されたいなら、未来に向けて「GIVEの100乗」①

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正直、まだまだ今の私は、お金にも時間にも制限をかけているところがあるので、やりたいことをすぐにできない自分が情けなくて、イライラしてしまうことがあります。

そんな私に、ずっと読もうと思いながら、机の上にあった1冊の本がたくさんのヒントをくれました。

GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 / アダム グラント (著)です。

この本では、

・ギバー(Giver):他人中心。相手の利益を考え、惜しみなく与えようとする。
・テイカー(Taker):自分中心。真っ先に自分の利益を優先させる。
・マッチャー(Machter):損得のバランス、ギブ・アンド・テイクを重視する。

上記の3つのタイプの人の特徴を紹介するとともに、実例、実験をとおして、科学的にもギバーが成功する人であることを証明しています。

私の周りにも、お金と時間から解放されていて、豊かに生きている人がいらっしゃるのですが、全員ギバーの特徴を持っている人ばかりです。

そんな彼らの行動や思考パターンも照らし合わせながら、ギバーの特徴を纏めてみます。

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リーダーが身につけたい心の知能指数(EQ)を高める方法

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(Photo by Suus Wansink on GATAG)

「心の知能指数(EQ)が高い人には縁がない【9つの感情】」というタイトルでの記事が興味深かったです。

こちらから全文よめます。▶︎ 心の知能指数(EQ)が高い人には縁がない「9つの感情」

トラビス・ブラッドベリー博士によると、「心の知能指数が高い人は穏やかな行動をとるために避ける行動」があるといいます。

1.自分と他人を比較しない
2.他人の過ちにこだわらない
3.感情的になって行動しない
4.完璧を目指そうとしない
5.過去を振り返ってくよくよしない
6.ひとつの問題に固執しない
7.不平を言う人と深く関わらない
8.執念深くない
9.なんでもかんでも「はい」と引き受けない

これを読んで、正直、「あれ?わたしって、EQ低いかも?!」と感じてしまいました。
(感情的になって行動して失敗したこと数知れず。そして、それを一人でもんもんと反省して、次から次に嫌な物語を勝手につくって後悔しては、自己嫌悪におちいるパターン^^;)

EQを高めることは、優れたリーダーとしても必要なものだと感じたので、どうしたらEQを高めることができるか調べてみました。

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忙しいあなたにおすすめ!内省する時間の創る3つの方法

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(Photo by RelaxingMusic on GATAG)

私たちは、忙しくなればなるほど、目の前のことに夢中になり、次から次へとやってくる仕事に追われてしまいます。

そんな時ほど、内省し、そこから学ぶ時間をとらなければ、いつまでたっても、この忙しい状況から脱却することができません。

この時間がおろそかにすると、せっかくの体験、経験からの学びが小さくなり、同じような失敗を繰り返してしまう、動いている割に成果がでない、ということもあります。

コンサルタントのピーター・ブレグマンは、

「十分に時間をかけて内省の機会を持てるのは、生活に強制的な中断が生じた時であることが多い。病気、失業、家族の死などは私たちに、立ち止まって物事をじっくり考えることを余儀なくさせる。(「忙しい人ほど必要な『考える時間』のつくり方」より)」

と書いています。

コーチングを受けにきたクライアントの方に、「なぜ、コーチングを受けようと思ったのですか?」と聴くと、人生の大きな変化の渦中にある方が多いです。
私自身、人生ではじめてコーチをつけた時には、心身ともにぼろぼろの時期だったので、その気持ちがよく分かります。

しかし、実は、そうなる前から、小さな違和感を感じたり、「このまま進むとだめだよ」というサインが送られてきていることがあります。
目の前の忙しさに追われると、そこに気づくことができなくなってきます。

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リーダーが身につけたい決断力をつけるには?

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(Photo by Luis Hernandez – D2k6.es on GATAG)

GLOBIS.TVで作家の中谷彰宏さん「理想と現実を埋める為の逆転戦術~リーダーへの道を切り拓く」というタイトルでお話をされているのを拝見しました。

中谷さんは、「リーダーとは生き方そのもので役職ではない」と話していました。私もそのとおりだと感じます。
私の近くにいるリーダーシップを発揮して生きる経営者を見ていても、仕事のときだけではなく、人生においてリーダーとして生きています。

中谷さんが、マネージャーとのリーダーの違いで、マネージャーに必要なものは「判断力」、リーダーに必要なものは「決断力」と話していました。

6:4になったとき、6をとる力(守りに入る)が判断力
8:2になったとき、2をとる力(みんなの意見と逆のことができる)が決断力

他の人が反対することを恐れるのではなく、向かい風にして離陸できる力に変えることができるのがリーダーだと紹介しています。

判断力と決断力の違いが面白かったので、改めて考えてみました。

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アクティブホープ2

希望の意味を考える。アクティブ・ホープを学んできました

アクティブホープ2

基本的に前を向いて歩く私ですが、それでも流れてくるニュースや、やってもやっても変わらない(ように見える)現実に、時々、希望を見いだせなくなる時があります。

「どんなことが起きようとも、どんな世界を見ようとも、その環境に左右されるのではなく、いつでも希望をもって生きることができるようになったら、もっと力強く、もっと大事な時間を有意義に使えるのではないだろうか。」

無理やりポジティブに捉えるでもなく、見ないふりをするのでもなく、地に足がついた自分でしっかり前をむいて歩きたいと願い、そんな問いをもって、アクティブ・ホープのワークショップに参加しました。

たくさんの学びがあり、自分の今、やっていることをやり続けたらいいんだと確信できた時間でした。
今日は、3日間の学びを纏めます。

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自分の能力以上の成果をあげるための3ステップ

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人が一人でできることには、限界があります。
個人が得意なこと、好きなこと、やれることには、限りがあります。

ある程度までは、自分一人でやったほうが早いと感じるかもしれません。
しかし、プロジェクトが大きくなったり、自分の知らない世界にチャレンジするとき、到底、一人の力では太刀打ちできないことが起きてきます。

私たち一人ひとりが、自分の能力以上の成果を出していくことが、組織にとって、お客様にとって喜ばれることでもあります。

では、どうしたら、自分の能力以上の成果を出すことができるのでしょうか?
実は、とっても簡単な3ステップがあります。

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リーダーはなろうとしてなるものではない

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ありがたいことに、私の仲間やクライアントには、本物のリーダーだなぁと感じる人がいます。
近くにいることで、彼らから学ばせていただくこともたくさんあるので、少しずつシェアしていきます。

まず、なにより本物のリーダーは、なろうとしてなるものではないということです。
彼らは、気づいたらリーダーになっていることが多いです。

最初は、一人でスタートしたことにだんだんとその想いと行動に共鳴した人たちが、気づいたら仲間になり、彼らが先頭に立っているのです。

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